日本酒の甘口?辛口? 2020.8.19

皆さん、こんにちは!「渋谷 の 日本酒 ダイニング sakeba」です!

辛口日本酒と甘口日本酒

皆さんは辛口の日本酒と甘口の日本酒…どちらがお好きですか?
なかには「辛口しか飲まん!」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ある種タブーなこの話題ですが「普遍的・客観的な正解」ではなく「自身にとっての正解」を見つけられるのが良いのではないかと思います。

では一般的に「辛口」と「甘口」はどのように分類されているのか。
キーワードは「日本酒度」と「酸度」です。

 

純米酒はどうやってアルコールを生成しているのでしょうか。
お酒造りを行うタンク内では米のデンプンが麹の働きによって徐々に分解され糖に変わっていきます。
そして、同時に生成された糖分が酵母の働きによってアルコールが生成されていきます。
日本酒の醸造技術の特徴ともいえる「平行複発酵」がなされているのです。
アルコールの生成過程において「糖分」がどんどんなくなっていくのです。

では、「日本酒度」とはなんなのか。簡単にお答えすると「日本酒の中に含まれている糖分の度合い=日本酒度」です。
日本酒度は「日本酒度計」で計測することができるのですが、数値が”+”で大きければ大きいほど糖分量が少なく(エタノールは水よりも比重が軽い)水よりも軽い。
対して数値が”-”に大きければ大きいほど糖分量が多く水よりも重くなります。
糖分量が多い(日本酒度がマイナス)=甘口、糖分量が少ない(日本酒度がプラス)=辛口
これだけでもある程度は甘口・辛口を絞れるのですが、ここでもう一つのキーワード「酸度」が登場します!

「酸度」は高くなるほど、味わいが濃く辛口に感じます。
同じ日本酒度の日本酒であれば、「酸度が高いほうがより辛口に感じやすい」となるのです!

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